猫のしゃっくりが止まらない? 止め方や原因、考えられる病気と予防法について

猫も人間同様しゃっくりをします。なかなか止まらないと飼い主も焦ってしまいますが、正しい知識を持っていれば落ち着いて対応できます。そこで今回は、猫のしゃっくりの止め方や予防法などについて解説していきます。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

猫のしゃっくりの原因

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しゃっくりは横隔膜の痙攣が原因で起こります。横隔膜は外部から刺激を受けることにより痙攣しますが、どんなことが横隔膜への刺激となるのでしょうか。

胃が拡張した時

●食べ物を急いで食べすぎた
●食べる時に空気を一緒に飲み込んでしまった
●胃の中でガスが発生している

胃が冷えすぎた時

●冷たい食べ物や飲み物を飲んだ

病気が原因になっているケース

●横隔膜付近の臓器の腫大・腫瘍
●消化管内寄生虫
●呼吸器疾患 など

猫のしゃっくりは止めてあげた方がいい?

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猫がしゃっくりをしている時は、どうにかして止めてあげた方がいいのでしょうか? 猫のしゃっくりは、人間の「ヒック」というような動作ではなく、カラダが少しピクッとするだけです。仔猫のしゃっくりの場合でも、そんなに苦しそうな様子は見せません。エサの最中に出たしゃっくりは、エサを食べ続けていると自然に治ってしまいますので、基本的にはしゃっくりを積極的に止める必要はないでしょう。

ただ、上記のように病気が原因でしゃっくりが引き起こされることもあるため、頻繁にしゃっくりをするような場合は動物病院を受診しましょう。

猫のしゃっくりの予防方法

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猫のしゃっくりを予防する方法としては、以下のようなものがあります。

食事の量を調節する

上述の通り、エサを一気に食べてしまうとしゃっくりが出やすくなります。ですので、早食い防止用の食器を使用したり、明らかにたくさん与えすぎているような場合は、フードの袋に記載された給餌量を参考に、エサの量を見直しましょう。

エサの時間の間隔を変える

エサとエサの間隔が長くなってしまうと、猫は空腹に耐えられず、エサを食べるスピードがアップしてしまいます。そうなると、しゃっくりが起きやすくなるので、1回のエサの量を減らし、回数を増やすことでエサの間隔を短くしていきます。ここで注意したいのは、くれぐれも1日に与えるエサの総量は変えないことです(適量の場合ですが)。1日に与えるエサの総量が増えてしまうと、猫の肥満につながってしまいます。

ドライフードの粒の大きさを変える

粒の小さいドライフードは、猫はあまり噛まずにそのまま丸飲みしてしまうことが多くなり、早食いにつながって、しゃっくりが出やすくなります。そこで、予防策として大きな粒のドライフードに変える方法があります。

このように、猫のしゃっくりは食事が原因となって起こることがほとんどなので、飼い主次第で予防が可能です。しゃっくりそのものは悪いことではないのですが、早食いや丸飲みは消化不良につながる可能性もあるので、できれば避けたいところです。また、頻繁なしゃっくりは猫のストレスにもなりかねませんので、エサの与え方には充分気を遣いましょう。

しゃっくりそのものには問題がないことがほとんどですが、必要に応じて獣医師の診察を受けましょう。上述の通り、猫のしゃっくりはカラダが少しピクッとするだけなので、うっかり見逃してしまわないよう、日頃から猫の様子をチェックする習慣をつけておくことが大切です。

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