ご長寿になるための秘訣とは!? 1日でも長く一緒にいるための「13の約束ごと」
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ご長寿になるための秘訣とは!? 1日でも長く一緒にいるための「13の約束ごと」

最近は、室内で犬・猫を飼う人が多くなったことに加え、上質なフードや獣医療の質の向上によってペットの寿命が延びています。1日でも長く一緒に過ごしたいと思うのは飼い主の願いですよね。飼い主の努力でそれが叶うとしたら? というわけで、長生きをするための秘訣を探ってみました。

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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

何歳ぐらいから「ご長寿」って呼ばれるの?

犬の平均寿命は14.36歳、猫の平均寿命は15.04歳(※)。もちろん種類や体格などにより差はありますが、20歳まで元気に過ごしている犬や猫もいます。何歳ぐらいからご長寿の域に入るかといえば、大型犬の場合で10歳、小型犬の場合は14歳、猫は13歳ぐらいから。人間の年齢でたとえるなら70歳〜75歳以上といったところです。
※一般社団法人ペットフード協会「平成28年度全国犬猫飼育実態調査」より

では、どうすれば長生きできるのでしょうか? そのために気をつけた方がよい13の約束ごとを紹介します。

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ご長寿の秘訣! 日々の生活での約束ごととは?

<その1>犬・猫⇒ペットの特性を知る

犬種や猫種によってかかりやすい病気は違います。特に純血種には、体の作りや遺伝によりその品種に起こりやすい疾患が存在することがあるので、自分のペットについて調べ、必要に応じて定期的に検診を行うといいでしょう。
<種類別の病気一例>
●犬:コーギーのような胴長短足犬の場合…椎間板ヘルニア
●猫:アメリカン・ショートヘアの場合…肥大型心筋症

<その2>犬・猫⇒運動をさせる

個体差はありますが、犬は散歩をしたりドッグランで走り回ったりなどの運動が大好きです。十分な運動ができないとストレスが溜まり、体調をくずす原因に。小型犬なら20分程度、大型犬なら小1時間程度散歩をさせてあげましょう。

また、猫は犬と違いジャンプして上下運動をするので、キャットタワーなどを用意して遊ばせてあげましょう。あまり動かない生活が続くと体の機能の衰えが早まる可能性もあります。飼い主さんがおもちゃで遊んであげる場合は、1日10分程度を目安に考えれば大丈夫です。

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<その3>犬⇒落ちているものを口にさせない、「マテ」を覚えさせる

散歩中、道に落ちているものを食べると、お腹をこわすだけではなく、食べたものによっては最悪死に至るケースもあります。子犬の頃から拾い食いをしないようにしつけておくことが大事です。

また、飛び出しや迷子など不慮の事故を防止するために「マテ」を覚えさせておくとよいでしょう。「マテ」ができれば、散歩中にうっかりリードを放してしまっても逃走を防げるので安心です。

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<その4>犬・猫⇒体を清潔に保つ

犬や猫の皮膚は被毛に覆われているので一見汚れていないように見えても、皮膚病などのトラブルを起こしていることも。種類にもよりますが、シャンプーや被毛のカット、爪切り、肛門絞りなどのトリミングは1ヵ月に1回程度。シャンプーをしすぎると油分を失ってしまうなどの皮膚トラブルを起こすので要注意です。

ただし猫の場合はセルフグルーミングもしているので、短毛種の子であれば無理矢理シャンプーをする必要はありません。ブラッシングなどをして体を清潔に保ってあげましょう。

<その5>犬・猫⇒過度のストレスを与えない

長時間のお留守番や運動不足、騒音などもペットにストレスを与えてしまいます。1ヵ所をなめ続けたり、しっぽを追いかけたりする動作を見せたらそれはストレスサイン。愛犬、愛猫の変化に気づいたらその原因をつきとめ、取り除いてあげることが大事です。

<その6>犬・猫⇒人間の食べ物を食べさせない

人間の食べるものは塩分、糖分、脂質などが強く、なかにはペットが中毒症を起こしてしまう食材もあるので、犬・猫それぞれ専用のフードをあげましょう。おやつを催促してきても人間のお菓子でなく、ペット用のおやつをあげるなど健康管理に気をつけてあげることが大事です。

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<その7>犬・猫⇒愛情をもって接する

動物は好きな人と一緒にいたり、触れ合ったりすることで「幸せを感じる脳内ホルモン」が放出され、心地よさを感じるといわれています。ペットは飼い主さんと遊びスキンシップを図ってもらうことで幸せを感じるので、常に愛情をもって接してあげましょう。

ご長寿の秘訣! 健診・予防における約束ごととは?

<その8>犬・猫⇒信頼のおける獣医師を見つける

初めてペットを飼う人は、近所の人の評判や口コミを参考にしてみる方法もあります。そのうえで動物病院を訪問し、いろいろ話をしてみてペットと獣医師の相性や信頼できるかどうか見極めましょう。何でも相談しやすい先生を見つけておけば、何かあったときも安心です。

また、いつ具合が悪くなるかは分からないので、夜間・救急に対応している動物病院、獣医師による24時間対応の電話相談窓口などをチェックしておくのも一つの手です。

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<その9>犬・猫⇒予防できるものはする

法律で義務づけられている狂犬病ワクチンのほか、混合ワクチンなど予防接種の種類はいろいろあるので獣医師に相談し、適切な予防接種を行いましょう。また、フィラリアやノミ、マダニの予防なども毎年行いましょう。

<その10>犬・猫⇒去勢・避妊手術をする

去勢手術や避妊手術をすることで、生殖器の病気やメスの乳腺腫瘍のリスクが減るだけでなく、発情時のストレスからも解放されます。病気を予防し、穏やかに日々を過ごすためにも、繁殖を希望しない場合は早めに手術しておくといいでしょう。

<その11>犬・猫⇒肥満にさせない

人間同様、ペットも太りすぎると心臓や足腰に負担がかかり、健康を害することになります。避妊・去勢手術をすると食欲が増すといわれていますが、適量を守り、カロリー控えめのフードを選ぶなどして肥満を防ぎましょう。

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<その12>犬・猫⇒歯磨きをする

犬も猫も、歯垢が付着すると歯石になり、さらに悪化すると歯周病になり深刻な病気に陥ることもあります。歯垢は数日で歯石になってしまうため、1日1回でもいいので、できるだけ毎日歯磨きをしてあげましょう。成犬・成猫になってから始めるのは大変なので、小さいうちから徐々に慣らしていくことが大事です。

すでに歯石が溜まっている場合は、歯石除去の手術など病院で相談することをおすすめします。

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<その13>定期的に健康診断を受ける

犬や猫は、病状を訴えることができない分、飼い主さんがなかなか病気に気づいてあげられないことも。まだ、子どもだから大丈夫と思っていると思いがけない病気が進行していることもあります。6歳ぐらいまでは1年に1回、7歳を超えたら半年に1回健康診断を受けると安心です。

ペットも年をとると、筋力の低下や歯の衰え、痴呆など体にさまざまな変化が訪れます。こうした変化に早く気づいてあげ、適切なケアをすることで症状を遅らせることができます。いつもとちょっと違うかな? と思ったらかかりつけの獣医師に相談してみましょう。

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ご長寿になるための「13の約束ごと」ですが、すべて完璧にこなそうと頑張りすぎず、できることから始めてみてください。健康診断や予防接種の日は、忘れがちなので手帳やカレンダーに記しておき、必ず受けに行ってくださいね!

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