猫びより
女将の想いが結実した素敵な旅館併設猫カフェ【長野】

女将の想いが結実した素敵な旅館併設猫カフェ【長野】

(猫びより 2017年9月号 Vol.95より)

  • サムネイル: 猫びより編集部
  • 更新日:

昨年12月、長野県白馬村「割烹旅館みなみ家」敷地内に、保護猫カフェ「別邸ねこ処みなみ家」がオープンしました。和モダン畳敷きの清潔なスペースにて、総勢14匹の猫スタッフがお客様に癒しのひとときを提供しています。静かでまったりとした雰囲気の、猫好きにはたまらない施設なのです!

広々としたスペースは、猫にも、猫に会いきた人にとっても、最高に心地よい夢のような世界です

広々としたスペースは、猫にも、猫に会いきた人にとっても、最高に心地よい夢のような世界です

「お客様も猫と一緒にゴロンとして、その背中で猫たちが寝かせていただいたりしています(笑)。猫も人も幸せそうに寛ぐ姿を見て嬉しく思っています」。そう微笑むのは、女将で動物取扱責任者の丸山静香さん。おそらく日本初の旅館併設の保護猫カフェとなるねこ処みなみ家。なぜこのような施設のオープンを思い立ったのでしょう?

この光景に外国人のお客さんが思わず「Beautiful!」

この光景に外国人のお客さんが思わず「Beautiful!」

「2年前に初めて行った保健所の譲渡会で出会った子猫に一目惚れしたんです。失われるかもしれないこの小さな命を助けたい! と思い、主人を説得、旅館とは別棟の小さなコテージで飼うことを条件に引き取りました。その直後、村内の野良猫が産んだ子を引き取らないかと言われ……さらには里親募集サイトや保健所から引き取り……その年は結局、5匹の猫を引き取りました。それが始まりでした」

とにかく皆、積極的で人間好き! 「色々行ったけど、こんなに近寄ってきてくれる猫カフェは初めて!」とお客様

とにかく皆、積極的で人間好き!
「色々行ったけど、こんなに近寄ってきてくれる猫カフェは初めて!」とお客様

猫たちはお客さんの間で話題になり、「絶対に公開した方がいい!」との声が多く届くようになったそうです。「そうして、建設を決意。施設があれば私自身がもっとたくさん引き取ることができますし、実際に触れ合っていただき譲渡もできますから」。

丸山さんは勉強を開始し、動物取扱責任者の資格を取得。動物取扱業第一種の申請を経て、遂にねこ処みなみ家をオープンさせたのです。

今春はミルクボランティアで10匹育て、3匹を譲渡しました。気軽に触れ合えるフレンドリーな猫スタッフがたくさんいます

ミルクボランティアにも積極的に参加している丸山さん。
「今春はミルクボランティアで10匹育て、3匹を譲渡しました。気軽に触れ合えるフレンドリーな猫スタッフがたくさんいます」

「にゃんこたちは全員保護猫です。とても賢く落ち着いていて、そして綺麗な子たちばかりです。定員は少なめに設定していますのでゆったり寛げる空間になっています。皆さまのお越しをお待ちしております」

女将の想いがこもった素敵な保護猫カフェ。ぜひ猫たちに会いに行ってください!

割烹旅館みなみ家&別邸ねこ処みなみ家

割烹旅館みなみ家&別邸ねこ処みなみ家


長野県北安曇郡白馬村北城3020-13
TEL 0261-72-8008
営業時間/10:00~18:00(宿泊者は9:00~)※要予約または空席確認
定休日/年中無休
https://www.hakuba-minamiya.jp

取材・菅野治/ 写真提供・別邸ねこ処みなみ家

内容について報告する