マルチーズの性格や飼い方、しつけについて。基本を知って仲良くなろう

純白の被毛とつぶらな瞳が魅力のマルチ―ズ。マルチーズは最古の愛玩犬として知られており、飼育のしやすさから、日本でも幅広い人々に愛されています。今回はそんなマルチーズの性格や飼い方、しつけのポイントについて解説します。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

マルチーズの性格

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マルチーズは紀元前1500年頃、地中海のマルタ島にフェニキアの水夫たちが持ち込んだ犬が元になっているといわれています。その起源については不明な点も多いのですが、古くから愛玩犬として可愛がられてきた歴史を持つ犬種です。

温厚でおとなしい性格

マルチーズはほかの小型犬種と比べて、落ち着いた性格をしているといわれています。昔から、おとなしく人に抱っこされてくれる「抱き犬」として可愛がられてきたこともあり、抱いたまま外に出かけても暴れたりすることは少なく、温厚なので室内での飼育にも向いているといわれています。

遊び好きで従順

温厚な性格のマルチーズですが、散歩や飼い主とのスキンシップが大好きです。充分な信頼関係を築くことができれば、飼い主に対して非常に従順で、愛情深い一面をみせてくれます。またその一方で、マルチーズは陽気で明るい一面も、甘えん坊な一面も持ち合わせている犬種です。

気が強く人見知りをする

マルチーズは基本的におとなしい性格をしていますが、時にはテリア犬種のような気が強い一面をみせることから、「マルチーズテリア」と呼ばれることも。飼い主や家族には愛情深く接することができますが、見知らぬ人に対しては、警戒心から神経質になる傾向がみられます。

マルチーズとの付き合い方

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かつては上流階級の抱き犬として可愛がられていたマルチーズは、抱っこやスキンシップが大好きです。そのため、常に犬と触れ合っていたいと思う人にはぴったりでしょう。

また、シングルコートの超小型犬であるマルチーズは、気温の変化に弱いため、屋外での飼育には向きません。もともと愛玩犬として屋内で飼育されてきた犬種なので、必ず環境の整った室内で生活させてあげてください。

ちなみに、マルチーズは警戒心が強いので、番犬としての適性はありますが、そのカラダの大きさを考えると、実際に番犬として活躍することは難しいでしょう。

上述の通り、シングルコートのマルチーズは抜け毛が少ないので掃除は楽ですが、その絹糸のような被毛を美しく保つためには、毎日のブラッシングが必須となります。

また、以前は被毛をカットせずに伸ばし続けるスタイルが一般的でしたが、最近ではトリミングを行い、様々なスタイルを楽しむ飼い主も増えています。皮膚や被毛の状態とも相談しながら、愛犬にぴったりのスタイルを見つけてあげてください。

マルチーズのしつけ方法

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マルチーズは、比較的利口で飼い主に対して従順な犬種なので、しつけはしやすいといわれています。しかし、その見た目の可愛さから甘やかしすぎてしまうと、飼い主の言うことを聞かないワガママな犬に育ってしまったりすることも。

マルチーズのしつけを成功させるためには、飼い主との信頼関係をしっかり作ることが大切です。また、望ましくない行動をとった時には毅然とした態度で短く叱り、できた時には大げさに褒めてあげましょう。

毎日のスキンシップも、マルチーズのしつけを成功させるカギになります。こまめにスキンシップをとることで、犬と飼い主の絆が深まるだけでなく、お手入れや健康チェックのためにカラダを触られることへの抵抗感を軽減することもできます。

飼い主や家族以外の人間ともスキンシップをとることができれば、さらに理想的です。いろいろな人と触れ合うことでマルチーズの社会化が進み、無駄吠えや噛み癖などの問題行動を防ぐことにもつながっていくでしょう。

マルチーズは、利口で落ち着きがあるため、初心者でも飼いやすい犬種といわれています。しかし、当然のことながら犬の性格には個体差があり、付き合い方のポイントやトレーニングのしやすさも様々です。お迎えしたマルチーズとしっかり向き合って、楽しいドッグライフを送ってください。

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